ayafumi55のブログ

昨年7月に脳硬塞で右半身麻痺になりました。病気になってわかったことがたくさんあります。いろいろとつぶやきたいと思いますのでよろしくお願いします。

障害者特典を利用する健常者

先日一人で羽田空港から帰るときのこと。搭乗口のゲート前で杖をついて待っていたら「すみません先に車イスの方をお通ししてよろしいですか?」といわれたので「いいですよ」と言い待っていたら小学生低学年くらいの子供と母親が、子供を車イスに乗せてゲートを通った。で。そのつぎに入ると子供はゲートを通った瞬間車イスからとびおり機内まで駆け足で走っていき母親は空の車イスを慌てて押して追いかけて機内に入った。私はあ然として動けなかった、「おいおい!足悪いんちゃうの?」機内に入って今起こったことを思い起こして笑ってしまった。恐らくこの親子はゾロゾロ並んで機内に入りたくなかったんだろう、でもよく考えたなぁ~って感心してしまった。後でANAで勤務している人に聞いたらよくあるらしい。このようなことはよくある障害者用の駐車場や障害者用のトイレ…もっというと障害者のための割引制度も上手く使ってはる健常者もおられた。見かけでは健常者だけど実は障害者の方もおられるので全部がそうだとは言えないが…

優秀なセラピストさんはどこに?

発病して一年半。リハビリは病院で施術してもらう介護保険でのリハビリだけでは回復しないと思う。セラピストさんから課題を与えてもらいひたすら家でその課題を繰り返し行わないといけない。と教えてもらった。が、セラピストさんの考え方、技術の差がありすぎる。特に考え方…まだ車椅子に乗っていた頃…「何とかして歩けるようになりたいです!」と訴えたとき担当のセラピストさんに「今電動の車椅子もあるしどこにでも行こうと思えばどこでもいけるんやからそれでいいやん」私はもうあ然…リハビリも車椅子からの立ちあがりとかが中心でした。退院して何とか装具、杖で歩けるようになったときにも維持期でお世話になっている病院のセラピストさんに「装具外して杖なしで歩けるようになりたい!」と言ったときも「安全に楽に装具杖であるけるんですから何でそれらをとらなあかんの?」と言われました。100%とは言いませんが少しでも元に戻りたいんです。そういうことを思うことはいけないことなんでしょうか?「よし!わかりましたどうなるかわかりませんがその目標に向かって頑張ってリハビリしましょう!」て、言ってくださるセラピストさんはいないんでしょうか?悲しくなります。

装具か杖か?

今私は装具をつけて杖をついて歩いています。長い距離も歩けるようになりました。よーし次の段階に進むぞ~というときに装具つきで杖なしで行くのか、それとも装具外して杖ありでいくのかどっちで練習しょうかと病院のセラピストさんに相談したら「装具つきで杖で長い距離歩けるんですからそれでいいですやん!」「えっ!一生このままですか?」「はい、安全に行くのならこれでいいと思います」と言われました。確かに言われることは正しいのですが…私は一生このままは嫌ですとは言えませんでした。そういえば最初の緊急で運ばれた病院でも運動神経の太いとこやられたから一生車椅子かもと医者に言われて落ち込んでいるときに婦長さんに「車椅子であちこちいったらえーやないの、何が不満なのよ!歩くって本当に難しいのよ!」と言われました。セラピストさんも婦長さんも言っていることは正しいと思いますがただご自分が私と同じ病気にかかったときに同じように思われるんですか?と聞いてみたかったです。杖なし装具外しは贅沢なんでしょうか?